東京国際クルーズターミナル見聞録
東京港には国際クルーズ路線に対応した晴海客船ターミナルがありますが、悲しいかなクルーズ船の大型化に伴い、レインボーブリッジの下が通れなくなっていました。

そのため新しい東京港の玄関口として、東京オリンピック開催に合わせて、東京臨海副都心の青海に👀大型クルーズ船の桟橋が建設されることになったとのことです。

コロナ禍のためオリンピックは1年延期になりましたが、2020年9月に東京国際クルーズターミナルが無事オープンしたので、その様子を見てきた次第です。

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≪新ターミナルの外観≫
標準的な撮影ポイントです。晴海客船ターミナルや横浜港の大桟橋のような凝ったつくりではなく、全面ガラス張りですが割りとシンプルに建造されていますね。
側面の様子です。
先般、👀東京港をクルージングをした際に船から撮った映像です。遠目に見るとあまり特徴がなく、何となく物流倉庫然としていますよね。やはりオリンピックに間に合わせるのが第一義だったので、こんなデザインになったのですかね・・・。

≪内部空間≫
△エントランス
見学者などの誘導ロープのようなものがありましたが、このときの来訪者は2,3人でしたよ。
△インフォメーション(1F)
旅行客のインフォメーションセンターは当分間クローズのようですね。
△CIQ検査スペース(2F)
CIQ検査スペースでイベントスペース(3000㎡)としても使えるようです。
△CIQ検査スペース(3F)
大型LEDビジョンが設置されていました。お客は誰も居ませんが東京の観光映像が流されていました。
△エレベーターホール(4F)
最上階の4Fは送迎・展望デッキです。エレベーターホール写真の左手から外に出られます。
△ベンチ
国際級のターミナルなので随所に立派で心地よいベンチが設置されていました。コロナ禍の季節はお客の少ないターミナルの椅子でのんびり時間をすごすのも一考かな・・。

東京都の施設なのでテーブルは多摩産の木材を活用ですね。
≪送迎・展望デッキ≫
△南方面の展望
海上桟橋のため一般駐車場は狭く、乗用車は25台とか。

△南方面の送迎
△北方面の送迎
△北方面の展望
北方面は都心の展望が楽しめます。
△にっぽん丸
丁度この日はにっぽん丸が着岸していました。これで総トン数が22.472トンとのこと。今年はこの船が最初で最後のようですね・・。
≪臨海副都心の展望≫
新ターミナルから陸上方面の展望です。
お隣の船の科学館です。南極観測船の宗谷も展示されています。
ユリカモメの近隣の駅名が船の科学館でしたが、ターミナルの建設で東京国際クルーズターミナルに変更されてしまいました。

正面に東京湾岸警察署やthe SOHOが望めますよ。
そんなことでオリンピックを目指し頑張って👀突貫で建設してきたようですが、オリンピックは延期で、予定していた超大型クルーズ船の寄航も中止とか。踏んだり蹴ったりですよね。

当分は海上の大空間が空き家状態とのこと。晴海の客船ターミナルと同じようなターミナルが二つもありで、これからどうするのですかね・・。
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