柳窪の屋敷林・村野家住宅を訪問

先般、「☛東京屋敷林ネットワーク」の調査に同行し、東久留米市にある村野家住宅を見聞する機会を得ました。

何でも 『唯一市内に現存する江戸時代の茅葺民家で、農村風景を今に伝える貴重な文化財として主屋等7件が国登録有形文化財とされています。』 ※東久留米市観光マップより

そんなことで、村野家の茅葺民家とその屋敷林を取材してきた次第です。

東久留米市観光マップ
▼村野家住宅 01.JPG
村野家は東久留米市の最西端に位置し、当該ゾーンは柳窪緑地保全地域や柳窪の屋敷林が残存しています。

▼顧想園地図.jpg
         △村野家住宅案内図
前当主が自宅の屋敷林部分を「顧想園」と名づけて整備し、見学会など時々開放していたようです。

村野家住宅
▼①→村野邸家屋 (7).JPG
         △薬医門
屋敷の正面入り口の門です。なかなか立派なつくりの門ですね。

▼②→村野邸家屋.JPG
         △主屋

▼③→村野邸家屋 (3).JPG
主屋を裏側から遠望。何でも茅葺屋根の葺き替えを、年をたがえて行っているとか。この経費も馬鹿にならないようですよ。

▼④→村野邸家屋 (6).JPG

▼⑤→村野邸家屋 (1).JPG
         △離れ

▼⑥→村野邸家屋 (5).JPG
         △土蔵
穀蔵(左)と新蔵・茶室の「顧想庵」。右奥に見えるのは昔の五右衛門風呂ですかね・・。

▼⑦→村野邸家屋 (4).JPG
        △四君子亭(休憩所)
見学会やイベントなど大勢の人が見えたときはここで休憩するとのこと。

▼⑧→村野邸家屋 祠 .JPG
        △祠
裏の林の中にある祠です。


村野家の屋敷林
▼⑨→屋敷林 外周 .JPG
         △ケヤキの並木
道路沿いは生垣が設えられ、ケヤキが植えられていました。道路沿いの下水工事の影響でケヤキが弱ってきたとか・・。

▼⑩→屋敷林 (1).JPG
         △主家への導線
正門をくぐり、主家の正面玄関に向かう道は、手入れの行き届いた植木が設えてあります。

▼⑪→屋敷林 (4).JPG
         △こうやまき
庭園のシンボルツリーのような見事なコウヤマキです。

▼⑬→屋敷林 茶).JPG
         △茶畑

▼⑫→屋敷林 竹 ).JPG
         △竹林


家屋林の樹木管理
▼⑮→樹木管理.JPG
お庭の庭木のほかにも、屋敷の周りには数多くの樹木が生育しています。

▼⑭→樹木管理 スぎ.JPG
         △スギ林
そのうちの大木の大半は東久留米市の保存樹木に指定されており、指定本数が村野家が一番とか。

▼⑯→樹木管理 (3).JPG
弱ってきたケヤキを鋼管の控えでサポートです。これも自費工事で結構お金がかかりますよ。

▼⑰→樹木管理 (2).JPG
中が空洞になってきたりして弱ってきた樹木はやむなく伐採です。この伐採も経費がかかります。

この膨大な数の樹木を個人で管理するには並大抵の努力では済まないようです。
東京屋敷林ネットワークでは村野家と連携して、当該地区の屋敷林の保全管理の研究を進めているとのことです。


東京の名湧水57選
▼⑲→湧水 (1).JPG
村野家の裏手に小平霊園のさいかち窪を源流とする黒目川が流れており、この辺りが「東京の名湧水57選」の一つに選定されています。
※No.46 黒目川天神社(東久留米市柳窪4-15)

▼⑱→湧水  1.JPG
木杭の護岸の間から湧水が出ていました。 周辺が神社や屋敷林など緑が多い環境なので、雨水が十分に地面にしみ込んでいるようですね。

▼→さいかち窪① .JPG
         △さいかち窪(小平霊園)

▼→さいかち.JPG
後日、屋敷林ネットワークのOTさんから源流の「さいかち窪」の写真が届きました。こんなに水が貯まっているの珍しいとのことです。




TVの放映≫【追記
何でもBS朝日「百年名家~築100年の家を訪ねる旅~」の取材があったとのことで、来週15日のお昼に、村野家住宅「顧想園」の放映があるとのことです。

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この記事へのコメント

ポン太
2019年12月13日 23:23
東久留米にこんなところがあるとは知りませんでした。みごとな屋敷林ですね。
静河
2019年12月15日 08:48
先代の当主が先祖伝来の自宅の屋敷林を保全しようと頑張って、見事な屋敷に整備しました。
今日のTVでその様子が放映されるようなので、御覧ねがいます。