酒場の聖地・立石の「呑んべ横丁」が消える

酒場の聖地の立石で、「呑んべ横丁」が再開発で消えるというので、その様子を見てきました。

既に駅前の開発は始まっており、昔訪ねた「呑んべ横丁」も半分は消えてなくなっていました。

もはや風前の灯で、落語の死神の落ちの「消える・・消える・・」ですよ。

呑んべ横丁・大図解
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              ※「散歩の達人」より
「散歩の達人」の2018年6月号に呑んべ横丁の記事が掲載されていました。
「今なら間に合う立石酒場街の原風景」とのこと。半年以上前の記事ですがまだ間に合うかなと思い、イラストをコピーして様子を見にいってきた次第です。


呑んべ横丁
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壊れかかった柱に「呑んべ横丁」の看板がしがみつき異彩を放っていました。

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狭い路地が2本あり、そこが呑み屋街になっているようです。だいぶ痛んでいますが、何故か立派なアーケード造りですよ。


まだまだ営業中
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再開発が始まっているのですが、まだ数軒は営業をしているようですね。誰もいない昼間の飲み屋街をウロチョロして撮影してきました。

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              △宝来亭
「マツコ立寄所」とのことで、例の「夜の巷を徘徊する」番組がきたようですね。

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               △宙~
「宙~」はソラカラと読むようです。そういえば昨年、☛門前仲町に「宙」という居酒屋を訪ねました。

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              △「姫」
バーニュー姫とありました。ここも扉にマツコの写真が・・。徘徊の続きですかね?

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              △「れとろ」
「立ち飲みでうまい天ぷらがリーズナブルに楽しめるありがたいお店」だそうです。

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                △「江戸っ子」
いわずと知れた「立石の関所」だそうです。立石三大モツ焼きのひとつとのこと。


スナップ
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               △祝いの花
何かのお祝うの花のようですね。冗談でも閉店祝いは無いですよね。

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               △共同便所
掃除が行き届いているようでにおいも無く綺麗でした。


半分が消えた
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この呑んべ横丁は、その昔、「立石デパート商店会」としてスタートしたとか。その名残がこの案内板ですかね。

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見事に半分が切り取られてしまいました。京成押上線の高架化工事のためとか。 「大図解」の下半分の区域ですよ。


消滅前の映像≫ ※ギャラリー静河のアーカイブスより
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              △2011年撮影
2011年にも呑んべ横丁を撮影しており、撤去された場所の映像を捜してみました。「アカカンバン洋服店」の文字が読み取れますよ。


反対運動
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「街壊し再開発は反対・心配する人の会」の幟がチラホラと散見されました。

平成もそろそろ除夜の鐘。そんな中、また昭和の面影を残す個性的な街が消え去ろうとしています。
年期の入った路地裏の空気や気分は再開発では再現は困難です。吉祥寺の「ハモニカ」横丁はチョイグレードの高い昭和の闇市の雰囲気を上手に残しています。
平成は高層ビル林立の時代と言われますが、また立石でも無機質で人の臭いのしない、似たようなビルが出現するのですかね・・。

※昔訪ねた富山駅前のシネマ食堂街の再開発がどの様になったか見て見たいですね。
☛ 「消えゆく昭和レトロ ・ 富山シネマ食堂街




立石の再開発計画≫【参考】 ※葛飾区HPより
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               △再開発区域
「立石駅北口地区市街地再開発事業は京成立石駅の北側に隣接する約2.2haの区域になります。」「街のにぎわいを創出し、防災性の強化を図ることを目的に、京成押上線を高架化する連続立体交差事業と連携しながら、安全・安心な街づくりを進めています。」

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               △現段階のイメージ図
「今後の検討により変更される可能性があります」とのこと・・。


※ ☛ 色文字クリックで関連記事にアクセスします。

この記事へのコメント

konkon
2019年03月26日 13:30
静河さん、呑んべ横丁乙です。
立石の商店街は凄いんですよね。
三井不動産とか三菱地所が出てくるんです。新宿二丁目くらいになっていれば壊されなかったのに。これも時代の流れですね。
静河
2019年03月26日 22:08
再開発で出現する街空間は、お洒落で綺麗なものになっていきますが、何処も同じような個性の無い空間になってしまいます。ボケ老人には皆同じように見える空間ですよ。人の居場所が無い、人間臭ささを感じられない街で、写欲がわかない街ですよ。

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