深川江戸資料館で圓橘、さん喬、菊之丞の三派が競演

いつもは、大手町落語会や三越落語会など、大きなホールでの落語会ですが、今回は下町の小さなホールでの寄席気分の落語会に行ってきました。

「三遊・柳・古今亭の噺を聴く会」と銘打って、それぞれの会派を代表する咄家の一席を聴いてきました。
三演者とも三遊亭、柳家、古今亭に伝わる噺を継承し、魅力ある高座を見せてくれました。 

深川江戸資料館
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                  △三味線のお師匠さんの家
江東区立の江戸時代に関する資料等 を収集、保存及び展示している資料館で、館内には、江戸時代の深川の町並みや庶民の暮らしを再現しています。

三派の競演
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        ※左から三遊亭圓橘、柳家さん喬、古今亭菊之丞、

チラシには、「昭和の名人の三遊亭小圓朝と三遊亭圓生の薫陶を受け、芸譜を受け継いだ滋味増す圓橘師」、「柳家小さん門下にあって、独特な艶のある落語の世界を築き上げる柳家さん喬師」、「古今亭志ん生の孫弟子にあって、色気のある高座で人気の古今亭菊之丞師」とありました。 

「ろ」の10番
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三百人で満席の小さな小劇場で、一番後の席でも十分に噺が聞こえますが、今回は申し込みが早かったので、座席は前から二番目、それも演者の前です。息遣いが聞こえますよ。 

本日の演目
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事前に演目は知らされていなく、終了後にホールに掲示です。余韻が残る中、筆で書いて欲しいですね。

さん喬師の「笠碁」は何度も聞いていますが、前から2番目で見る表情は全然違いますね。もう名人の域ですよ。
菊之丞師の「火炎太鼓」は、骨董屋夫婦のやり取りが面白おかしく演じられていました。今年は俳優や声優にも挑戦しているとのことで、芸域を広げているようですね。
圓橘師は、若い頃、深川不動脇の居酒屋で聞いたのが最後で、数十年ぶりの拝聴です。
三遊亭圓生直伝の「夏の医者」の噺は懐かしかったです。遠い昔、紀伊国屋ホールで圓生の夏の医者を聞いたような気がします。
現在は、深川の師匠と呼ばれ、深川東京モダン館の「圓橘の会」は343回を数えるとのことです。

今回の圓橘師とさん喬・菊之丞両師との共演は、記録が無く初めてのようです。 
そんなことで、異なるメンバーの組み合わせによる異色の落語会を堪能させていただいた次第です。 

俗曲・深川節
今年の3月に真打なった林家彦丸師が、粋な職人の踊りを見せてくれました。落語の「三年目」も良かったが、余興の踊りは素晴らしく、動作がピシリと決まり、玄人はだしでしたよ。 
「チョキで行くのは、サッサェ-、深川通い、サテ、上がる段梯子、アレワイサのサ、いそいそと、客の心は、上の空・・」 


軽いディナー≫ 【参考
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開演前の軽い腹ごしらえに、会場の横にMEDIUMUという名の小さなメキシコ風の店があったので、中南米料理の看板に惹かれ、立ち寄ってみました。

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お気軽ディナープレートで、ブリトーボール(Burrito Bowl)をいただきました。
ライスの上にタコスの具材のチキンに豚肉、豆 、トマト、レタス、チーズ等などを乗せたもの。和の噺の前に、メキシコの味を堪能しました。  

店のマスターやお姉さんと話していると、落語会の話に及び、今日の演者の写真を見せたところ、何と古今亭菊之丞師が、先ほど食事に来られたとのこと。急に菊之丞師に親近感が湧いた次第です。 

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