浮世絵再現 平成28年の初詣は王子の狐の行列

明けましておめでとうございます。

暖かだった正月も終わり、今日から世間は仕事始めのようですね。
そんなことで、ギャラリー静河も今日から始動開始です。

今年のギャラリーの初詣は、少々足を延ばし、大晦日から元旦にかけて行われる王子の狐の行列を見てきました。

久々の狐の行列でしたが、昔と比べ参詣人も多くなり、写真を撮るのに一苦労した次第です。また、ご時世で、外国人の姿を多数見受けましたよ。

大晦日の狐火
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江戸末期の1856年に描かれた歌川広重の名所江戸百景、「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」の浮世絵です。
その昔、大晦日になると、この榎木のもとに狐が集まり、装束を調えて、王子稲荷にお参りしたとの言い伝えがあるとのこと。
右手奥の小高い黒い森が王子稲荷で、現在は京浜東北線で、狐火が続く参詣道が分断されています。

装束稲荷
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浮世絵の王子装束ゑの木のもとに勧進されたのが装束稲荷です。現在は住宅地の一角にある小さな祠です。ここから狐の隊列がスタートします。

見物客
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行列の沿道は、狐のお面を頭に付けた見物客であふれていました。 
大半がスマホ撮影で、即時情報を発信していました。一眼レフを抱えているのは、おじさん達ばかりですよ。

狐の隊列
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獅子舞を先頭に第一団の本行列が進みます。きつね囃子や様々な仮装をした狐集団が、狐火の提灯を下げ、通り過ぎて行きました。 

一般狐
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第一団に続き第二団の一般参加の参集狐が続きます。
参加料は1000円で、この他に狐メイク料が500円とのこと。顔全体を白く塗り、 額から鼻の頭にかけて2本のオレンジの線を描くようです。

≪殿(シンガリ)集団≫
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正装した狐の親子?集団の隊列が最後尾を飾ります。 

王子稲荷
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行列の終着点です。篝火が焚かれ、狐のお面の参詣者が多く、異空間に迷い込んだ感があります。

今年で23回目を迎える狐の行列。広重の浮世絵を参考に、王子の街の人たちが、町興しで考案したようですね。「新年を迎える人たちに、ふるさとの心を伝え残す行事」とのことです。 
そんなことで、大晦日から元日にかけ、狐の行列を堪能し、ボケ防止と健康維持を祈願してきた次第です。 


狐の行列ディスプレー≫ 【参考
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王子駅のびゅうプラザのショーケースに、木目込み人形の狐の行列が展示されていました。


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