上野不忍池の燈籠流し

お盆シーズンの最後の祭りは、上野不忍池の燈籠会で、静河カメラマンも「先祖代々之霊」と書き込んだ燈籠流しをお願いしてきました。
実際の燈籠流しは、主催の下谷仏教会の方々がやってくれるので、一基につき千円を支払い、名前を申し伝えるだけでした。 

<虚無僧集団>
画像

何故か、供養を行う儀式の先導役は虚無僧集団でした。首から下げた頭陀袋(箱)には妙音の文字が読み取れ、所属集団を示しているのですかね・・?
ちなみに、衣装から編み笠まで、虚無僧仕様一式は自前だそうですよ。
お盆の行事に虚無僧が参列するのを見るのは初めてで、ちょっとした驚きでした。

<祭壇の供物>
画像

弁天堂の祭壇には関係者の燈籠が置かれ、その奥の精霊棚には、仏飯を中央に、その周囲に胡瓜や茄子、薩摩芋など、季節の野菜類が供えられていました。

<供養の儀式>
画像

下谷仏教会加盟の各寺の僧侶が読経を上げるなか、台東区遺族会や上野観光連盟の方々がお焼香。これに続き、一般参詣の人々のお焼香となる。

<燈籠流し>
画像

画像

場所を不忍池のボート池に移し、燈籠流しの開始です。
池の中央にかがり火を焚き、風上からお坊さんがボートで次々に燈籠を置いていきます。
燈籠の弱い光が何やら幻想的で、湖面を伝う涼やかな風に、久々の夕涼み気分を味わった次第です。
※下の写真は、風下に吹き寄せられた燈籠。

お盆の十三日には迎え火を焚いて先祖の精霊を迎え、十六日には送り火を焚いて送るのが慣わしだそうです。燈籠流しもこの送り火の一種とか。
子供の頃は、門口でオガラを燃やしている光景を普通に見ることができましたが、今では稀有な行事になろうとしています。
お盆で田舎に帰り、親類縁者が一堂に会する機会も少なくなりました。せめて、上野の夏祭りのなかで、故人を偲ぶことにしましょう。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック